ニュース 電子 作成日:2019年6月12日_記事番号:T00084004
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は11日、2ナノメートル製造プロセスの研究開発(R&D)と量産は新竹科学工業園区(竹科)の南側、新竹県宝山郷で5年後の2025年を予定していると明かした。12日付工商時報などが報じた。
科技部竹科管理局が提出した竹科宝山用地拡張計画の環境影響説明書は同日、行政院環境保護署(環保署)環境影響評価専案小組(個別案件小委員会)の初審を通過した。続いて環境影響評価審査委員会大会(環評大会)に送られる。拡張面積は33ヘクタールで工期は4年。TSMCの先進プロセスの研究開発拠点として、就業者2,300人を見込む。
TSMCの荘子寿・廠務処資深処長は同日の初審会議で、3ナノ工場は南部科学工業園区(南科)に決定しており、2ナノプロセスの研究開発と工場は新竹県宝山郷にしたいと語った。TSMCは研究開発エンジニア7,000人を擁し、人材の流出を防ぐためと説明した。
TSMC創業者で前董事長の張忠謀(モリス・チャン)氏が従来示したFab18工場ロードマップによると、3ナノプロセスは21年に試験生産、22年に世界で初めて量産する計画だ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722