ニュース 電子 作成日:2019年6月12日_記事番号:T00084008
鴻海精密工業傘下の液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)の洪進揚董事長は、人工知能(AI)活用の自動化設備を自社で使用する他、外販しており、累計売上高は36億台湾元(約124億円)と、投資額の30億元を上回ったと語った。12日付電子時報が報じた。
イノラックスは2007年より自動化設備を手掛け、中国の人件費上昇を視野に台湾に生産ラインを移管した14年、タッチパネルの自動化生産ラインを設置した。現在、モジュール生産ラインは台南が30%以上を占め、米中貿易戦争による打撃を緩和できた。
同社の自動化設備は、自社の他、鴻海のグループ企業に供給しており、顧客5~10社に納入した。AI部隊は当初の2人から、12年間で260人に増えた。同事業を手掛ける新会社の設立も視野にある。
パネル業界ではAI検査により、前工程で40%、後工程で90~95%の労働力が最終的に削減できるとされる。
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