ニュース 石油・化学 作成日:2019年6月12日_記事番号:T00084012
台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)は米国、中国、台湾での工場新設やボトルネック除去に計40億米ドルを投じる。12日付工商時報が報じた。
同社は、米国産シェールガスのコスト競争力に注目し、テキサス州で▽エタンクラッカープラント、年産能力120万トン▽高密度ポリエチレン(HDPE)工場、年産能力40万トン▽低密度ポリエチレン(LDPE)工場、年産能力40万トン──を新設する。中国と台湾では、寧波工場(浙江省)や麦寮工場(雲林県)で▽ポリプロピレン(PP)、年産能力3万トン▽アクリル酸(AA)、年産能力1万トン▽高吸水性高分子(SAP)、年産能力1万トン──のボトルネック除去を行う。投資額は計29億米ドルで、今年下半期に稼働する予定だ。
中台では他に、▽寧波工場のプロパン脱水素装置(PDH)プラント、年産能力60万トン▽高雄港洲際貨櫃中心(大陸間コンテナターミナル)第2期の石化専用区▽仁武工場(高雄市)の複合材料センターと色素増感太陽電池工場──に計11億米ドルを投じる計画だ。
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