ニュース 機械 作成日:2019年6月12日_記事番号:T00084013
工作機械大手、台中精機廠(ビクター台中・マシナリー・ワークス)は、今年の売上高目標を前年比10%減の70億台湾元(約242億円)へと引き下げた。従来は80億元と小幅増収を見込んでいた。台湾の工作機械業界大手で、米中貿易戦争の再燃を契機に売上高目標の下方修正を行ったのは同社が初めてだ。12日付工商時報が報じた。
黄明和同社董事長は、米国が5月に対中制裁関税を引き上げたことで、中国の顧客からの問い合わせがなくなり、出荷予定が繰り延べられたと指摘。影響は台湾や欧州、米国などの市場にも波及しており、工作機械業界の景気の落ち込みは厳しく、第3四半期に底打ちを迎える可能性は低いとの見通しを示した。
黄董事長は一方、同社の生産ラインは正常に稼働しており、一部の中小メーカーや部品メーカーのように労働時間の削減は行っていないと説明した。
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