ニュース 石油・化学 作成日:2019年6月12日_記事番号:T00084014
遠東集団(ファーイースタン・グループ)傘下で、エチレングリコール(EG)などを生産する石化メーカー、東聯化学(OUCC)の徐旭東(ダグラス・シュー)董事長は11日、EG価格は低迷しているが減産はしないと表明した。川上・川下製品の生産網に投資しており、このうちEGの原材料となるエチレンオキシド(EO)などは収益が上がっているためと説明した。12日付経済日報が報じた。
EG価格は近ごろ大幅下落し、コスト割れの状態となっている。大手の南亜塑膠工業(南亜プラスチックス、南亜プラ)が今週から生産ラインの稼働率を4割まで引き下げた他、中国人造繊維(CMFC、中繊)も生産量を最低限に抑えている。
東聯化学は、EOは用途が幅広く、EG以外にも応用できると指摘。また、EOの生産に必要な酸素や窒素、アルゴンといったガスも利益を上げており、生産網全体での収益を考慮してEGの減産は行わない方針だ。
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