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タイヤのケンダ、R&D拠点などに12億元


ニュース その他製造 作成日:2019年6月12日_記事番号:T00084015

タイヤのケンダ、R&D拠点などに12億元

 タイヤ大手、建大工業(ケンダ・ラバー、KENDA)の楊啓仁董事長は11日、雲林科技工業区(雲科)石榴班区での研究開発(R&D)センター設置などに今後3年で計12億台湾元(約41億5,000万円)を投資すると明らかにした。12日付工商時報などが報じた。

 ケンダは既に石榴班区の用地2区画を購入済みで、R&Dセンターの建設と設備購入に3億元を充てる。彰化県員林市の本社のR&Dセンターはスペースに空きがないため、雲科でのR&Dセンター新設を決めた。

 この他、▽員林工場と莿桐工場(雲林県)の拡張(3億元)▽物流センター設置、2億元▽製造工程の自動化(2億元)──などに投資する。

 ケンダは同投資計画について、台商(海外で事業展開する台湾系企業)のUターン投資を促進する経済部の「歓迎台商回台投資行動方案」の適用を申請しており、早ければ7月にも審査を通過するとの見通しを示した。

 また、同社は今月3月、米中貿易戦争を受けてベトナム第2工場の拡張を決定している。2021年に日産能力を2万本へと現在の4,000~5,000本から拡大する計画だ。