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台湾工業銀、来年4月に中華票券合併


ニュース 金融 作成日:2008年6月26日_記事番号:T00008403

台湾工業銀、来年4月に中華票券合併

 
 台湾工業銀行と中華票券金融は25日、株式交換方式で来年4月1日に合併すると発表した。台湾工銀が存続会社となる。8月以降に開かれる双方の株主総会で正式に決定する。中華票券によると、合併により台湾工銀の株主資本利益率(ROE)は8%から15%へと上昇する見通しだ。26日付経済日報が伝えた。

 株式交換比率は台湾工銀1株に対し中華票券1.241株。合併後の総資産は3,000億台湾元(約1兆700億元)、資本金は400億元以上となり、台湾の民間金融機関としては総資産で15位、資本金で6位の規模となる。票券金融会社は短期証券の引き受けや企業の債務保証を行う金融会社。

 一方、台湾工銀は25日、行政院金融監督管理委員会(金管会)に対し、米系銀行と合弁でベトナムに外資100%出資の銀行を設立することを申請した。台湾工銀の出資比率は23.5%。