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グーグルの一部製品、中国から台湾に生産移転


ニュース 電子 作成日:2019年6月13日_記事番号:T00084034

グーグルの一部製品、中国から台湾に生産移転

 ブルームバーグの報道によると、米アルファベット傘下のグーグルは、サーバー用ハードウエアなどの中国以外への生産移転を進めている。消息筋によると、米国の対中制裁関税を回避するため、マザーボード生産能力の大部分を台湾に移転しており、子会社ネストのサーモスタット(自動温度調節器)の生産ラインは台湾とマレーシアに移転する。13日付自由時報などが報じた。

 グーグルは12日、製品を安定的に生産し、消費者に提供するため、常にサプライチェーンの状況に注意しているが、サプライヤーリストなどは公開しないとのコメントを発表した。

 市場観測によると、ネストは和碩聯合科技(ペガトロン)や英業達(インベンテック)に生産を委託しており、中国工場から台湾工場での生産に変更するだけで、両社の受注自体は増えないようだ。

 ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道によると、任天堂も家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の生産ラインを中国から東南アジアに移転しているようだ。