ニュース 電子 作成日:2019年6月13日_記事番号:T00084038
コネクター大手、正崴精密工業(フォックスリンク)は米中貿易戦争への対応策として、来月にミャンマーのヤンゴン工場を、来年にはインド工場を稼働する計画だ。13日付自由時報などが報じた。
フォックスリンクの郭台強董事長は、ヤンゴン工場ではまずケーブルを生産し、第4四半期にマイクロソフト(MS)向けのマウスと一部のコントローラーの生産も開始すると明らかにした。中国広東省の東莞工場で生産している米国顧客の拡張現実(AR)、仮想現実(VR)対応ゲーム機用イヤホン・ビジュアル関連部品も、ヤンゴン工場で生産する可能性があるという。ヤンゴン工場では1年目にグループ従業員の約7分の1に相当する6,000人を配置する計画だ。
インドでは既に工場用地を取得しており、当初はインドに進出した外資系メーカーにケーブルの生産を委託するが、将来的に自社生産に切り替えることを視野に入れている。インド工場では500~1,000人を配置する計画だ。
この他、大容量データ伝送モジュールの生産については、既に中国から台湾に移管している。
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