ニュース 自動車・二輪車 作成日:2019年6月13日_記事番号:T00084043
自動車部品大手、和大工業(HOTAインダストリアルMFG)の沈国栄董事長は12日、同社の受注は8月から拡大し、遅くとも11月に昨年のピーク水準まで回復するとの見通しを示した。なお、1~7月売上高予測は前年同期比16%減と、7月までは厳しい状況が続くとの見通しを示した。13日付工商時報などが報じた。
沈董事長は、米中貿易戦争は長引くが、EV産業の発展には影響せず、同社は転注が期待できると前向きな見方を示した(12日=中央社)
沈董事長は、米電気自動車(EV)大手、テスラのEVセダン「モデル3」用ギアボックスの重要部品3種類のうち2種類を受注し、残り1種類は韓国メーカーに受注を奪われたが、最近テスラから残り1種類の部品も供給してほしいとの連絡があったと説明。7月に同部品の過半を受注できる見込みで、将来的に独占供給できる可能性もあるという。
沈董事長は、モデル3の販売が伸びている他、9月にはテスラの上海工場が稼働する予定で、和大工業の受注はさらに拡大すると予想した。また、テスラのEVスポーツ用多目的車(SUV)「モデルY」が来年量産、発売されれば、和大工業の業績をさらに押し上げると期待感を示した。
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