ニュース 政治 作成日:2019年6月13日_記事番号:T00084053
与党・民進党の来年1月の総統選挙の公認候補に、現職の蔡英文氏(62)が指名されることが13日決まった。来週19日の党中央執行委員会で正式に擁立を決定する。中央社電が報じた。
蔡氏(右前)はここ数日、香港の「逃亡犯条例」改正案への抗議デモに関連して、中国の脅威に対する懸念を訴えていた。香港の混乱が現職に有利な状況を作り出し、大勝につながったといえる(13日=中央社)
同党は、候補者を決める予備選として、立候補した蔡氏と頼清徳前行政院長(59)が、それぞれ総統選出馬が予想される韓国瑜高雄市長(61、国民党)、柯文哲台北市長(59、無所属)と戦う想定で、有権者への電話での支持率調査を実施。その結果、蔡氏は支持率35.7%で頼氏の27.5%を大幅に上回った。なお、蔡氏と頼氏の支持率はいずれも韓氏と柯氏を上回った。
支持率調査のサンプル件数は1万6,051件で、このうち固定電話が8,056件、携帯電話が7,995件だった。
敗れた頼氏は、卓栄泰党主席に電話で結果を受け入れると表明。午後に台南市の台湾首廟天壇を訪れた際は、支持者に感謝の意を示すとともに「全党が蔡氏再選のために団結しなければならない」と呼び掛けた。
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