ニュース
その他製造
作成日：2008年6月26日_記事番号：T00008406
燿華、太陽電池工場を稼働
プリント基板（ＰＣＢ）大手、燿華電子（ユニテック・プリント・サーキット・ボード）が宜蘭県利沢園区に設立した太陽電池工場の第１期工事が完成し、25日に量産を開始した。今年末までの売上高は６億～８億台湾元（約21億3,000万～28億4,000万円）、年内に損益分岐点に達する見通しだ。26日蘋果日報が報じた。
利沢工場の現在の年生産能力は30ＭＷで、既に7.3メガワット（ＭＷ）以上の量の製品を予約受注しており、第４四半期から出荷を開始する。また、９月からは第２および第３生産ラインの設置が始まり、完成は来年の予定だ。完成後は年生産能力が計130ＭＷとなる。
良品率94％の目標は既に３カ月前倒しで達成、エネルギー変換効率も当初目標としていた15.8～16％を上回る16.5％に達しており、当面は17％を目標にする。来年は、第２および第３工場の建設を開始し、2011年には生産能力が500～600ＭＷに上る見通しだ。
