ニュース 電子 作成日:2019年6月14日_記事番号:T00084060
タッチパネルを手掛ける富晶通科技(トランスタッチ・テクノロジー、TTI)は、米中貿易戦争に伴い、産業用コントローラーや車載向け需要が減少しているため、静電容量式タッチパネルの生産拡大計画の中止を決めた。14日付工商時報が報じた。
ニッチ分野に注力する同社は、静電容量式タッチパネルの比率が約30%で、車載、医療、航空宇宙向けなどに出荷している。主力は、抵抗膜方式タッチパネルで約70%を占める。
応用分野別の売上高は、▽業務用複合機、30%以上▽産業用コントローラー、30%以上▽航空宇宙、約10%▽教育用タブレット端末、10%▽医療、5~10%──。
同社の1~5月連結売上高は2億1,400万台湾元(約7億4,000万円)と、前年同期比38.21%減の大幅減となった。市場心理の悪化により、第2四半期に入り下落幅が拡大している。ただ、台湾元安が利益確保に貢献している。
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