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亜洲光学のスマホ極小レンズ、下半期に中国向け出荷へ


ニュース 電子 作成日:2019年6月14日_記事番号:T00084062

亜洲光学のスマホ極小レンズ、下半期に中国向け出荷へ

 光学レンズ大手、亜洲光学(アジア・オプティカル)の頼以仁董事長は13日、スマートフォン向けに開発したガラスレンズとプラスチックレンズを組み合わせる混合設計(G+P)の水滴型ノッチ(切り欠き)用の極小レンズを下半期より中国ブランドに出荷すると明らかにした。同レンズにより従来型のノッチ設計を回避できるという。14日付経済日報が報じた。

 頼董事長は、スマホ市場では来年、全画面ディスプレイ採用のトレンドがより強まり、極小レンズの導入が進むとの認識を示した。

 また、同社は中国のスマホブランドと共同で6~8倍ズームのペリスコープ(潜望鏡)式レンズを開発しており、こちらもG+P設計を採用したと説明した。

 なお、米中貿易戦争について頼董事長は、現時点で第2~3四半期の業績はまずまずと予測、影響は大きくないとの見方を示した。ただ現在、第5世代移動通信(5G)への移行期にあることから、光通信関連事業の業績は予想を下回っていると語った。