ニュース その他製造 作成日:2019年6月14日_記事番号:T00084067
工業用紙最大手、正隆(CLC)は昨年、ベトナム紙器市場でシェアが18%に上昇し、首位に立った。台湾市場でもシェア29.5%で首位だった。14日付工商時報が報じた。
同社の紙器工場は、中国11基、台湾7基、ベトナム3基だ。鄭舒云董事長は、数年前より中国の紙器工場を整理し、台湾、ベトナム工場を強化しており、東南アジアなど新興市場の需要急増に応えられる上、偶然にも米中貿易戦争の打撃を回避できると語った。
同社の売上高は、台湾が60%以上、中国が25%、ベトナムが10%を占める。今後ベトナムの売上高構成比は15%に上昇する見通しだ。
同社は昨年12月にベトナムのビンズオン省で、段ボール中芯の生産ラインを稼働した。生産能力は30万トン。今年第1四半期にはロンアン省の紙器工場が稼働した。ビンズオン省では第2期を建設中で、21年に稼働予定だ。段ボール原紙の年産能力40万トン。北部では4基目の段ボール工場も計画している。
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