ニュース 商業・サービス 作成日:2019年6月14日_記事番号:T00084073
遠東百貨(ファーイースタン・デパートメント・ストアズ)傘下で、百貨店大手の遠東そごうを運営する太平洋崇光百貨(パシフィック・そごう・デパートメント・ストアズ)の黄晴雯董事長は13日、百貨店とショッピングセンター(SC)の中間に位置付けられる「そごうパーク」という新モデルの小売業態での出店を検討していると明らかにした。既に2~3カ所で評価を進めている。14日付経済日報などが報じた。
「そごうパーク」は、体験型で長く滞在できる面積2万坪以上の店舗を想定。百貨店とSCの両分野での経験を生かし、百貨店のように坪当たり収益の高いSCとして計画する。
同社はこの他、台湾では北部や南部、中国では上海市や重慶市などで、引き続き出店を行うと表明した。飽和しているとされる台湾市場でもまだ需要はあるとみて、数カ所で評価を進めている。
中国事業は昨年黒字化したものの、今年3月末で四川省成都市の遠東百貨騾馬市店を閉店した。台湾では、新竹駅前館が契約満了のため8月末で閉店を迎える。
黄董事長は、デジタルマーケティングとVIP顧客向けサービスの強化で、今年の売上高は前年比1%増の436億5,000万台湾元(約1,500億円)との目標を示した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722