ニュース 政治 作成日:2019年6月14日_記事番号:T00084078
蔡英文総統は13日、香港の「逃亡犯条例」改正反対デモに関連する談話を発表し、「香港の民主抗争は台湾住民に現在の民主的制度や生活方式をより大切なものだと思わせただけでなく、『一国二制度』は実施不可能だと深く感じさせた」と指摘した。14日付自由時報が伝えた。
蔡総統は13日、台湾はアジアの民主の砦(とりで)として、永遠にこの普遍的価値を支持し続けると表明した(13日=中央社)
蔡総統は「いかなる人物であれ、台湾の主権と民主主義を破壊しようとしたり、政治的な交換条件にしたりする行為は、蔡英文がいる限り成功することはない」と強調した。
その上で蔡総統は「逃亡犯条例は同時に中華民国の主権も侵害するもので、受け入れることはできない」とし、同条例の改正点に基づく容疑者の身柄引き渡しには応じないとの立場を表明した。
一方、総統府の陳菊秘書長は台湾に留学する香港人学生らの陳情を受けた席上、改正逃亡犯条例改正案が香港で実際に施行された場合、台湾政府は台湾に滞在している香港人の安全を保護するとの立場を表明した。
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