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新光紡織、アパレル自社ブランド創設を計画


ニュース その他製造 作成日:2008年6月26日_記事番号:T00008408

新光紡織、アパレル自社ブランド創設を計画

 
 近年積極的に事業転換を進める新光紡織の邱錦発総経理は、来年下半期にアパレルの自社ブランドを創設し、特殊機能を備えたカジュアルウエアでシェア獲得を目指すと語った。

 新光紡織の昨年の売上げ比率は、本業の紡織が44%、アパレルのブランド代理が約40%、賃料収入が15.67%となった。邱総経理によると、同社が現在抱えるのは「PGA TOUR」、「PRINGLE」、「ELLE」、「DDP」、および時計の「GRIMOLDI」の5ブランド。各ブランドはその属性が異なるため、今年3月からそれぞれ1人ずつ専属経理を設置して責任を負わせた。

 現在全ブランドの販売拠点は20カ所以上あるが、今後一気に増やす計画はない。これまでのブランド経営の経験を生かして自社ブランド創設に取り組みたい考えだ。

 また本業では、市場の動向に流されることなく、ニッチ市場で価格決定力の獲得を目指す。2年以上研究開発(R&D)を進めてきたチェック柄の先染め技術を基にファッションと機能を融合させ、価格が一般市場の約2.5倍とされるスキー、登山などのスポーツ市場で商機獲得を目指す。