ニュース 政治 作成日:2019年6月14日_記事番号:T00084080
蔡英文総統は13日、来年の総統選に向けた民進党予備選に勝利した後、メディアの取材に対し、「1足す1が2を上回る原則に変わりはない」と発言した。予備選で争った頼清徳前行政院長を副総統候補とする「蔡頼ペア」で立候補し、支持層の団結を図る考えとの観測が浮上している。14日付蘋果日報などが報じた。
予備選に敗れて落胆する頼氏(前左)。いさぎよく敗北を認め、党分裂の早期修復に協力する姿勢を示した(13日=中央社)
蔡総統は頼氏と電話で会話したことを明らかにし、「われわれは共通の信念を持っている。総統選に勝てるよう必ず団結しなければならない。台湾は負けられない」と強調した。
頼氏は、蔡総統とペアを組むかとの質問に「ありがとう」とのみ答えてかわした。ただ、蔡総統との電話では全力で支持すると伝え、支持者には蔡総統再選に向けて団結するよう呼び掛けている。中国が「逃亡犯条例」改正に反対する香港市民への圧力を強める中、「予備選が終わった以上、台湾を守るべく総統選に向けて団結すべき」との認識だ。
一方、民進党の卓栄泰主席は「既に最も強力な候補者を選んだ以上、直ちに統合に取り組む」と発言した。
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