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CSTの電動バイク用タイヤ、台湾シェア9割超


ニュース その他製造 作成日:2019年6月17日_記事番号:T00084102

CSTの電動バイク用タイヤ、台湾シェア9割超

 タイヤ最大手、正新橡膠工業(CST)の羅才仁董事長は14日、同社は▽睿能創意(Gogoro台湾)▽光陽工業(KYMCO、キムコ)▽台湾山葉機車工業(ヤマハモーター台湾、YMT)──などの電動バイクにタイヤを供給しており、台湾での電動バイク用タイヤ市場シェアは9割を超えたと明らかにした。15日付経済日報などが報じた。

 CSTは同日、ベトナムに自転車用タイヤ工場を新設すると明らかにした。敷地面積は7ヘクタールで、今年末に稼働予定だ。日産能力は最大5万本を計画している。ベトナムに進出する台湾系の自転車メーカーや米国向けに供給する。投資額は2,500万米ドル。

 羅董事長は、米国が中国製の乗用車用タイヤなどに反ダンピング(不当廉売、AD)税と補助金に対する相殺関税を課したことを受け、米国向けタイヤは▽タイ▽ベトナム▽インドネシア▽台湾▽インド──の工場から輸出していると説明。ここ2年間は米国向けタイヤの出荷が伸びており、全体の12%を占めるようになったと明らかにした。