ニュース 電子 作成日:2019年6月18日_記事番号:T00084112
かつて台湾積体電路製造(TSMC)で研究開発(R&D)部門を率いていた蒋尚義・元共同営運長(COO・最高運営責任者)が、中国ファウンドリー大手の中芯国際集成電路製造(SMIC)の独立董事(社外取締役)を退任したことが分かった。18日付自由時報が伝えた。
蒋氏は2016年12月からSMICの独立董事を務めてきたが、今月21日に開かれる同社の定時株主総会に先立ち、一身上の理由などで辞意を表明した。
蒋氏はTSMCの創業者、張忠謀(モリス・チャン)前董事長の信頼が厚かった人物だけに、SMIC入りは当時、業界に大きな衝撃を与えた。
SMICは蒋氏の他、TSMCから研究開発幹部の梁孟松氏を首席執行長(CEO)に迎えるなどしたが、TSMCとの技術格差を縮小することができず、現在主力の最先端の回路線幅は28ナノメートル製造プロセスにとどまっている。
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