ニュース 電子 作成日:2019年6月18日_記事番号:T00084113
証券会社によると、IC設計最大手の聯発科技(メディアテック)は、同社が開発した車載用ミリ波レーダーチップの量産を既に開始している他、独自動車部品大手ロバート・ボッシュやコンチネンタルとの提携に向けて積極的に交渉を進めている。18日付工商時報が報じた。
従来、車載用レーダーには主に24ギガヘルツ(GHz)帯の周波数が使用されており、狭帯域(NB)と超広帯域(UWB)の両方が利用可能となっている。しかし、欧州電気通信標準化機構(ETSI)と米連邦通信委員会(FCC)は既に、24GHz・UWB帯での使用を2022年までに廃止すると表明しており、今後は77GHz帯の使用が主流となるとみられている。
メディアテックの車載用ミリ波レーダーチップは76~81GHz帯を採用しているため、ボッシュやコンチネンタルとの提携が実現すれば、今後77GHz帯製品への大規模な交換が進むとみられる欧米の自動車市場に参入し、商機を獲得できると見込まれる。
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