ニュース 電子 作成日:2019年6月18日_記事番号:T00084114
自動車の発電機(オルタネーター)用ダイオード世界最大手、朋程科技(アクトロン・テクノロジー)は、第2四半期に高効率ダイオードの第2世代製品の量産を開始した。同社が18%出資する中堅ファウンドリーの台湾茂矽電子(モセル・バイテリック)に生産を委託している。18日付自由時報が報じた。
アクトロンの盧建志・研発(研究開発)協理兼モセル董事は、第2世代製品は既に多くの顧客の認証を取得しており、今後、生産量が拡大すると説明した。
盧協理はまた、第2世代製品は2017年にモセルと共同開発に着手した重要製品で、十分な生産能力を確保するため、昨年からの2回の出資でモセルの株式の約18%を取得したと説明した。第1世代製品は、ドイツのインフィニオン・テクノロジーズに生産を委託していた。
アクトロンの売上高のうちダイオードが80%を占め、ガソリン・ディーゼル車の発電機用ダイオードの世界シェアは53%に上る。現在は電気自動車(EV)向けの絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)やモーター駆動関連製品などの開発を進めているという。
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