ニュース 建設 作成日:2019年6月18日_記事番号:T00084123
タイヤ大手、南港輪胎(ナンカン・ラバー・タイヤ)は17日の董事会で、同社旧工場跡地(台北市南港区)で進める大規模開発計画「世界明珠」について、熊谷組の完全子会社、華熊営造(台湾熊谷)と鹿島建設の台湾法人、中鹿営造から成る連合体と交渉を行うことを決定した。18日付経済日報が報じた。
世界明珠計画は敷地面積9,457坪の用地にオフィスビル、住宅、商業施設など総床面積7万坪を超える建物を建設するもので、立案から既に10年以上が経過している。観測によると、現在は建設許可を申請中で、正式に開発が始動するのは来年1月の総統選挙後、工期は4~4年半とみられている。
南港輪胎は、世界明珠計画は規模が非常に大きく、建設費も入札に参加した建設会社の資本金の10倍以上に上るため、1社が単独で請け負うことは不可能で、最終的に日系の大手建設会社の連合体と交渉を進めることに決めたと説明した。
南港輪胎は、華熊営造と中鹿営造が合弁で設立するジョイントベンチャー(JV)と契約を結んだ後に着工し、住宅、オフィスの予約販売を開始する見通しだ。
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