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飲料販売店の19年売上高、1千億元突破へ【図】


ニュース 商業・サービス 作成日:2019年6月18日_記事番号:T00084126

飲料販売店の19年売上高、1千億元突破へ【図】

 経済部統計処が17日発表したドリンク販売スタンドやコーヒーショップなど飲料を販売する店舗の1~4月売上高は322億台湾元(約1,100億円)で前年同期比4.8%増加した。通年では1,000億元(前年962億元)を突破し、15年連続のプラス成長となる見通しだ。18日付工商時報が報じた。

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 統計処の王淑娟副処長は、▽ドリンク販売スタンドやコーヒーショップの店舗増加▽新フレーバーの商品発売▽フードデリバリーサービス「Uber Eats(ウーバーイーツ)」や「foodpanda(フードパンダ)」などとの提携による注文や支払いの利便性向上──などを成長理由として挙げた。

 統計によると、飲料を販売する店舗は3月末時点で2万2,482店と、2008年の9,076店の2倍以上だった。このうち、アイス・ホットドリンク販売店と氷菓店が1万8,148店で80%を占めた。コーヒーショップは3,403店(全体の15%)で、08年の2.27倍に増えた。

 4月末時点で店舗数が多かったのは、ドリンク販売スタンドの「清心福全」(930店)、「50嵐」(533店)、「スターバックス」(460店)の順だった。伸びが大きかったのは、「路易莎咖啡(ルイサコーヒー)」(120店、前年同期比37.6%増)、「一芳」(66店、56.9%増)だった。