ニュース 金融 作成日:2019年6月18日_記事番号:T00084128
中央銀行(中銀)が17日発表した統計によると、5月の人民元送金額は前月比14.6%増の1,833億9,900万人民元(約2兆8,700億円)で、このうちオフショア銀行部門(OBU)の送金額は1,024億4,400万人民元で約336億元(48.8%)増加した。5月末の人民元建て預金残高が前月末比で減少したことから、中国に進出する電子メーカーなどが、米中貿易戦争を受けて東南アジアなどに生産ラインを移転するため、人民元を米ドル建てなどで送金したためとみられる。18日付経済日報が報じた。
外国為替取り扱い指定銀行(DBU)の5月の人民元送金額は809億5,500万人民元で、前月比102億500万人民元(11.2%)減少した。
中国に進出する台湾系企業(台商)の資金が台湾への回帰投資に移った可能性について、中銀関係者は、その場合は人民元建て預金残高が減少するはずがないと指摘した。
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