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日本車輸入枠、販売不振で申請伸び悩み


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2008年6月26日_記事番号:T00008413

日本車輸入枠、販売不振で申請伸び悩み


 台湾自動車市場の落ち込みを反映し、ディーラーの日本車輸入希望台数が輸入枠を下回る事態となっている。26日付工商時報が伝えた。

 経済部国際貿易局が設定した今年の日本製小型車輸入枠は2万9,860台。このうち、年初の第1次割り当てに1万8,527台分、6月の第2次割り当てに残り1万1,333台が配分された。
 
 例年は日本車輸入枠が需要に追い付かず、各社間で争奪戦が展開されてきたが、今年の第2次割り当てではマツダ、スズキの代理店が輸入申請を見送るなど、需要の冷え込みが深刻化している。第2次割り当てで実際にディーラーに割り当てられたのは3,000台に満たず、今年は設定された輸入枠を使い切れない異例の事態となることが確実になった。
 
 マツダとスズキの代理店は、自動車市場の不振で、年初に獲得した3,000台の輸入枠で年内は十分に賄えるとして、申請を見送ったことを明らかにした。
 
 台湾ホンダも「今年は210台の輸入枠を獲得したが、レジェンドの年間輸入需要を十分に賄える。第2次割り当てで獲得した90台分の枠は使い切れないだろう」と話している。