ニュース その他製造 作成日:2019年6月19日_記事番号:T00084144
アパレル受託生産大手、儒鴻企業(エクラット・テキスタイル)の洪鎮海董事長は18日、既存の生産能力では来年の新規受注に対応できないため、敷布工場があるベトナム以外の東南アジアで、アパレル工場を建設すると語った。19日付経済日報が報じた。
新工場はインドネシアやカンボジアなどが選択肢で、7月に視察に赴き、年内に決定、2年以内に完成する予定だ。月産能力は250万~300万件、生産ライン120本で、2期に分けて建設する。
洪董事長は、上半期は大口顧客のナイキからの受注が10%増え、下半期は18%増加、来年は20%近い増加が見込めると話した。今年のルルレモンからの受注は20%増え、来年も20%増えると予測した。アンダーアーマーからの受注は今年第4四半期から増えると見込む。
米中貿易戦争について洪董事長は、一部顧客は当初、発注に慎重になったが、後に追加発注があり、5月は顕著だったと語った。
一方、聚陽実業(マカロット・インダストリアル)は、来年インドネシア工場の第4期が稼働する予定だ。現在の生産能力はベトナム工場が37%、インドネシア工場が33%を占める。
周理平董事長は、第4四半期と来年第1四半期の外部環境は良くなく、一部顧客は販売が低迷すると予測した。来年はGAPなどスポーツブランドの顧客が40%を超え、受注は楽観できると話した。
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