ニュース その他製造 作成日:2019年6月19日_記事番号:T00084146
自転車製造の世界最大手、巨大機械工業(ジャイアント・マニュファクチャリング)の杜綉珍董事長はブルームバーグのインタビューに対し、米中貿易戦争が始まった当時から「中国製造(メード・イン・チャイナ)の時代は終わった」と深刻に受け止め、中国の一部生産能力を台湾に移転していると話した。19日付自由時報が報じた。
杜董事長は、中国製品に対する制裁関税25%により、ジャイアントは中国で生産し、米国に輸出する自転車の単価が1台当たり100米ドルも上昇することが、台湾に生産能力を移転した主な理由と説明した。
ジャイアントは昨年末に中国工場1基を閉鎖し、米国向けの大部分の受注を中国以外に移管した。昨年7月にハンガリー新工場計画を発表した他、現在、中国に工場5基、台湾に工場1基、オランダに工場1基がある。台湾工場では倍増した受注に対応するため、シフト勤務を増やしている。今後、東南アジアで提携パートナーを探す。
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