ニュース その他製造 作成日:2019年6月19日_記事番号:T00084148
フィットネス機器台湾最大手、喬山健康科技(ジョンソンヘルステック)は、建設中のベトナム工場で12月に試験量産を開始する予定だ。中国工場で生産している家庭用ロー~ミドルエンド「ホライズン」ブランドを移管する。19日付工商時報が報じた。
ベトナム工場は投資額1,200万米ドル。当初の年間売上高は10億台湾元(約34億5,000万円)、最大30億元を目標にする。業界唯一のベトナム工場となる。
同社は、米国の家庭用フィットネス機器市場は中国からの輸入が9割を占め、米国が中国製品への関税を25%に引き上げれば価格に転嫁されると予測。同社のベトナム工場は生産コストが15%低く、米国市場で25~40%のコスト優位性が生まれると指摘した。
また同社は18日、台湾工場拡張の投資額を9億元へと従来の6億元から引き上げると発表した。延べ床面積は5,000平方メートルで、2020年第2四半期に稼働する予定だ。生産能力の30%増強を見込む。
同社の第1四半期売上高は前年同期比13%増の1億7,200万米ドルだった。世界首位の米ライフ・フィットネス(2億2,500万米ドル)に迫り、イタリアのテクノジム(1億4,900万米ドル)を上回った。羅崑泉董事長は、今後3年で世界首位を目指すと表明した。
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