ニュース 医薬 作成日:2019年6月19日_記事番号:T00084149
中国医薬大学附設医院(チャイナ・メディカル・ユニバーシティー・ホスピタル、台中市)は18日、ステージ4の固形がん患者に対し、免疫細胞の一つ「樹状細胞」の働きを利用したがんワクチン治療(樹状細胞ワクチン療法)を行う「細胞治療センター」の運用を開始した。19日付工商時報が報じた。
同院は、▽膠芽腫・転移性脳腫瘍▽上皮性卵巣がん▽すい臓がん▽前立腺がん▽頭頸部(けいぶ)がん▽肝がん▽乳がん▽大腸がん──について患者の受け入れ、治療を開始した。これにより、患者がこれら治療のため海外へ渡航する必要がなくなる。
中国医薬大学附設医院の蔡長海董事長は、同院では10年以上にわたり、がんの免疫療法の研究を進めており、院内には衛生福利部(衛福部)の免疫療法の資格を取得した医師が165人所属していると説明した。長聖国際生技(エバー・シュプリーム・バイオテクノロジー)と提携し、8種のがんの治療について衛福部の認可を取得し、患者30人に対し、治療に関するカウンセリングを行っている。
細胞治療センターの鄭隆賓執行長は、今後CIK細胞による固形がん治療技術の導入や、対象となるがん種別の拡大も視野に入れていると語った。
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