ニュース 社会 作成日:2019年6月19日_記事番号:T00084157
高雄市でデング熱の流行が拡大する中、責任の所在を巡り、蘇貞昌行政院長と韓国瑜高雄市長の間で舌戦が起きている。きっかけは、高雄市が中央政府による感染拡大防止費用の支出手続きに不満を表明したことだった。
19日付自由時報などによると、韓市長が17日夜、「中央がカネを出さない。再びデング熱患者が出たら蘇行政院長のせいだ」などと発言。これに対し、蘇行政院長が「市長の責任を私が背負うなどという、ずうずうしいことがあってよいものか。韓市長は蚊の問題さえ処理できないまま、各地を(遊説で)回り、国を治めると言っているが、それはむちゃくちゃではないか」と苦言を呈した。
経費問題は、韓市長が政府に5,300万台湾元(約1億8,000万円)の支出を求めており、20日にも支出手続きが完了する見通しとなっている。
デング熱問題までもが政争の具となる中、政府は先の高雄市長選で韓氏に敗れた陳其邁・行政院副院長がきょう19日に高雄入りして対策会議を開く。衛生福利部疾病管制署(CDC)は18日、高雄市でデング熱の症例が1例増えたと発表した。
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