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台南紡織の薄型フィルム、TDKなど採用


ニュース その他製造 作成日:2019年6月20日_記事番号:T00084177

台南紡織の薄型フィルム、TDKなど採用

 紡織大手、台南紡織(台南スピニング)は19日、熱昇華型プリンターなどを手掛ける誠研科技(HiTiデジタル)とその子会社でプリンター用消耗材を生産する謙華科技(CHCテクノロジー)と提携を結ぶと発表した。双方は熱昇華型プリンター用インクリボンなどに応用可能な、厚さ4.5マイクロメートル(μm)の超薄型かつ均一で、引っ張っても破れないフィルムを共同開発し、試験的な量産に入っており、既に台湾メーカーや日本のTDKなどで採用が決まっているという。20日付経済日報が報じた。

 同新製品は、経済部工業局や工業技術研究院(工研院、ITRI)の支援を受けて開発されたもので、台南紡織が材料となるポリエチレンテレフタレート(PET)チップを提供し、工研院の技術を活用して一度にフィルム3トンの量産に成功した。謙華科技は同フィルムを使用してインクリボンを開発、誠研科技の熱昇華型プリンターでのテストを完了している。