ニュース その他製造 作成日:2019年6月20日_記事番号:T00084178
台湾最大のスマートフォン用光学レンズ金型メーカー、中揚光電は、米中貿易戦争を受けて、中国・重慶市での工場新設計画を取りやめ、東南アジアでの新工場建設を検討している。早ければ第3四半期末に決定する予定だ。20日付経済日報が報じた。
中揚光電はここ数年、スマホ用光学レンズの受託生産も手掛けている。顧客の中心は韓国メーカーで、受注増に既存の東莞工場(中国広東省)で対応し切れないため、重慶に新工場を計画していた。
中揚光電は、中国製品に対する米国の制裁関税を避けるため、東南アジアではまず精密金型工場を建設し、レンズ加工も視野に入れていると説明した。
中揚光電は先月末、台中市南屯区の本社工場に生産ラインを増設するUターン投資計画が経済部に承認された。投資額は7億7,000万台湾元(約26億6,000万円)。
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