ニュース 商業・サービス 作成日:2019年6月20日_記事番号:T00084182
量販店最大手、カルフール(家楽福)は19日、カルフールのスマートフォンアプリに、電子財布(ウォレット)機能「家楽福銭包(カルフールウォレット)」を追加した。20日付経済日報などが報じた。
「カルフールウォレット」機能の導入で、モバイル決済比率の引き上げを目指す(19日=中央社)
カルフールウォレットにより、現金のチャージ(入金)、銀行34行発行のクレジットカードのひも付けの他、アプリ同士の送金などができるようになる。電子ウォレット機能は、世界のカルフール、台湾の量販店で初の試みだ。
王俊超総経理は、年内にユーザー100万人以上、チャージ10億台湾元(約34億6,000万円)、モバイル決済20億元を目指すと述べた。
カルフールは昨年9月、自社モバイル決済「カルフールペイ」をリリースし、3万人がクレジットカードをひも付け、決済額は累計1億4,000万元に上った。現在、現金以外の支払いは約60%で、うちモバイル決済は5~6%にとどまる。
また王総経理は、消費者が商品バーコードをスキャンして「カルフールウォレット」で支払いできる「スキャン&ゴー」アプリを7月にリリースする予定と明かした。まず内湖店(台北市)で試行し、桃園市に拡大する。
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