ニュース 政治 作成日:2019年6月20日_記事番号:T00084183
与党・民進党は19日、来年の総統選に向けた党内予備選を勝利した現職の蔡英文氏を、党公認候補として中央執行委員会で正式に指名した。蔡氏は「目標ははっきりしている。総統選の勝利と(同時に行われる)立法委員選での過半数獲得だ」と訴えた。20日付蘋果日報が報じた。
蔡総統(中)は党幹部らと勝利を誓い合った(19日=中央社)
蔡氏は予備選を振り返り、公認候補の座を争った頼清徳前行政院長を民主のモデルを示したと称賛し、予備選を戦ったことで全党の士気が上がったと評価した。
蔡氏はまた、総統選は若い世代の有権者が「鍵の中の鍵」との認識を示し、「若い世代の需要と要求に必ず応えなければならない」と強調した。
蘋果日報が19日に報じた最新の世論調査では、蔡氏と韓国瑜高雄市長(国民党)の直接対決の場合、蔡氏が支持率40.3%で韓氏の39.1%を上回った。蔡氏は20~39歳の若年層の支持率で韓氏を40ポイント以上リードしている。ただ、柯文哲台北市長が立候補して三つどもえとなった場合、蔡氏の支持者の15%以上が柯氏支持に回るとの結果が出ており、蔡氏にとって最も懸念される変数となっている。
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