ニュース 政治 作成日:2019年6月20日_記事番号:T00084184
英経済誌エコノミスト系のシンクタンク、エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)は18日、2020年の総統選挙は、与党・民進党の現職、蔡英文氏が、野党・国民党の対抗馬となる韓国瑜高雄市長を僅差で破り、再選を果たすとの予測を発表した。中央社電が伝えた。
蔡総統。EIUの予測通りであれば、いよいよ柯市長がキャスチングボートを握る(中央社)
7月に行われる国民党予備選挙では、韓氏がライバルの郭台銘(テリー・ゴウ)鴻海精密工業董事長に勝利するとみている。韓氏の人気については、党内政治と距離を置きイデオロギーや過去のしがらみにとらわれない点、実務・経済発展をアピールする点に支えられており、国民党と民進党に失望した有権者双方を引き付け、さらに先日は「一国二制度」への反対も表明したと指摘した。韓氏が予備選や総統選の討論会で良いパフォーマンスを見せた場合、蔡氏のリードは非常に小さくなるとみている。
無所属の柯文哲台北市長については、国民党候補者が最近、強いパフォーマンスを見せていることから、立候補を断念するとみている。ただ、出馬した場合は民進党票の一部を吸収し、国民党候補を勝利させるとの予測を示した。
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