ニュース 社会 作成日:2019年6月20日_記事番号:T00084189
高雄市でデング熱が流行していることに関連し、高雄市で防疫会議に出席した陳其邁・行政院副院長は19日、高雄市から要望があった対策費用5,318万台湾元(約1億8,400万円)について、行政院が申請通りに交付することを認可したと発表した。20日付自由時報が伝えた。
陳副院長(右)と韓市長(左)は金獅湖市場で、防疫対策のやり方を示した(19日=中央社)
中央政府から高雄市への対策費用交付を巡っては、手続き面での見解の相違から、韓国瑜高雄市長と中央政府の間で舌戦が展開されていた。
陳副院長は「デング熱の感染例21件はいずれも高雄市で発生している。行政院は経費面で高雄市を全力で支援する他、衛生福利部疾病管制署(CDC)、行政院環境保護署(環保署)、軍が高雄市と協力し、全力でデング熱の拡大防止に努める」と述べた。
陳副院長は同日午後、デング熱が発生した金獅湖市場(三民区)を視察。そこに韓市長も駆け付けた。陳副院長は昨年11月の高雄市長選で韓市長に敗れた経緯があり、現場では双方の支援者が政治的スローガンを叫ぶなど騒然とした。
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