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緯創の液晶テレビ、今年は出荷200万台以上


ニュース 電子 作成日:2008年6月26日_記事番号:T00008419

緯創の液晶テレビ、今年は出荷200万台以上

 
 緯創資通(ウィストロン)の林憲銘董事長は、下半期、液晶テレビは新機種が相次いで発売されることから今年同社の液晶テレビ出荷台数は昨年比2倍増の200万台以上となるとの見通しを示した。ノート型パソコン(ノートPC)受託生産業で粗利益率の低下が進んでいるため緯創は事業の多角化を進めており、林董事長は、台湾最大の液晶テレビ受託生産メーカーを目指すと語っている。26日付工商時報が報じた。
 
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 林董事長はまた、最近日系メーカーが液晶テレビを大きく値下げし、積極的にシェア獲得に動いていることについて、「当社の貢献度は大きい。顧客が満足するコストと品質を当社が提供しているからこそあれだけの値下げができる」と胸を張った。

 同社の2006年の液晶テレビ出荷台数は通年で約10万台に過ぎず、顧客も米国系メーカーに限られていた。しかし昨年、台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)のテレビ部門を買収したことで日系大手からの受注を獲得し、出荷台数は一挙10倍に成長した。