ニュース 電子 作成日:2019年6月21日_記事番号:T00084194
液晶パネル大手の群創光電(イノラックス)は、米中貿易戦争を受けて、南部科学工業園区(南科)の工場にテレビの組み立てライン1本を設置した。月産能力は6万台。受注が増えればライン増設で対応可能という。21日付工商時報が報じた。
イノラックスの楊柱祥総経理は、人件費の安い東南アジアやメキシコなどでのライン設置も検討したが、人件費は自動化技術で抑制できる他、台湾から北米へ船便で出荷した方が東南アジアから出荷するよりも所要期間を8~10日短縮できるため、南科工場にラインを設置したと説明した。なお中国国内の需要には広東省の仏山工場で対応する。
イノラックスの昨年のテレビ出荷台数は約180万台だった。洪進揚董事長は、今年の目標は500万~600万台で、テレビの組み立て受託メーカーとして世界10位以内を目指すと説明した。パネル価格が下落する中、テレビの出荷拡大によって今年は売上高横ばいを達成したい考えだ。
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