ニュース 自動車・二輪車 作成日:2019年6月21日_記事番号:T00084198
バイク最大手の光陽工業(KYMCO、キムコ)の柯勝峯董事長は20日、海外電動バイク事業について、インドでの「22キムコ」ブランド第1号車の9月発売に加え、シンガポール進出プロジェクトを近く始動させると明らかにした。さらに、中国・江蘇省常州市の新工場で年内に電動バイクの生産を開始し、同国での販売を拡大する方針だ。21日付工商時報が報じた。
柯董事長によると、世界のバイク販売台数の8割以上を占めるインドと東南アジア市場は、長期にわたり日本ブランドのシェアが高く、キムコがガソリンバイク事業で勢力を拡大する余地は小さかった。しかしインド政府による電動バイク普及政策の推進がきっかけとなり、キムコは同国でのシェア拡大の機会が得られた。今後は東南アジアでも展開を強化する方針で、シンガポール進出の他、ベトナムでの電動バイク生産を検討している。
一方、中国は、世界最大の電動バイク市場だ。規定を満たさない低品質の製品が大量に出回る中、政府が生産許可を20社余りに限定するなど規制を強化しており、キムコは許可を取得済みだ。常州工場稼働後、一挙に展開を拡大する計画だ。
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