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中国製靴へのAD関税、5年延長


ニュース その他製造 作成日:2019年6月21日_記事番号:T00084201

中国製靴へのAD関税、5年延長

 財政部は、中国製靴に対する最大43.46%の反ダンピング(反不当廉売、AD)関税を5年間延長すると発表した。適用期間は2024年1月16日まで。延長は2度目だ。21日付自由時報が報じた。

 税率は香港威富が4.56%、揚州宝億製鞋が10.07%、婦人靴ブランドの達芙妮国際控股(ダフニー・インターナショナル・ホールディングス)などその他10社のメーカー、商社が43.46%だ。デンマークのエコー、賀星国際は、製品価格を台湾当局が認める水準に引き上げる「価格約束」の申請が認められ、適用除外となった。

 中国製靴は07年にAD関税の対象となり、13年に同措置が17年12月12日まで延長されていた。それまでの10年間に中国製靴は計8,370万足が輸入され、昨年の輸入量は400万足を超えた。