ニュース 金融 作成日:2019年6月21日_記事番号:T00084204
米連邦準備制度理事会(FRB)が19日、今後、利下げに踏み切る可能性を示唆したことを受け、アジア各国・地域の通貨の対米ドル相場が軒並み上昇しており、台北外国為替市場の20日終値は1米ドル=31.175台湾元と1カ月ぶりの元高米ドル安水準を記録した。きょう21日午前の終値は31.06元と、さらに0.115元、元高が進んだ。21日付経済日報などが報じた。
FRBの利下げ示唆が伝えられた後、台湾には20日に8億米ドルのホットマネーが流入。為替業務取扱銀行の主管によると、中央銀行(中銀)が元高阻止介入を行ったため、同日の取引量は過去8年半で最高となった。
台湾元の対米ドルレートはここ2日で1.13%上昇した。中銀のさらなる介入に注目が集まっているが、中銀の楊金龍総裁は20日、市場で集中して巨額の資金が動いた場合、秩序維持のため介入する可能性があるとコメントした。
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