ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

緯創のノートPC通年出荷、「必ず2千万台超える」=林董事長


ニュース 電子 作成日:2008年6月26日_記事番号:T00008421

緯創のノートPC通年出荷、「必ず2千万台超える」=林董事長

 
 緯創資通(ウィストロン)の林憲銘董事長は、同社ノート型パソコン(ノートPC)出荷台数は今年既に約900万台に達していると語り、下半期についても「通年では2,000万台の目標を必ず超える」と楽観的な見通しを語った。第3四半期は前期比10~15%、第4四半期も同5~10%成長する見込みだとしている。26日付工商時報が報じた。
  
 重要部品の供給について林董事長は、「現在バッテリー不足は解消に向かい、パネルも逼迫(ひっぱく)状況にはない」と語った。また、中国での労働者不足についても、「一部の中小メーカーが中国から撤退したため、現在不足状況は緩和している」と述べ、部品供給と労働者不足が下半期の出荷にとって障害となることはないとの見方を示した。

 ただ、下半期の懸念材料として、原料価格および人件費、中国での電力料金値上げなどによる生産コスト上昇がノートPC受託メーカーの利益を圧迫していることを挙げ、「値上げだけでなく、省エネの実践や製品の付加価値を高める必要がある」という考えを示した。