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ペガトロン、台湾生産3倍増へ


ニュース 電子 作成日:2019年6月24日_記事番号:T00084221

ペガトロン、台湾生産3倍増へ

 電子機器受託生産大手、和碩聯合科技(ペガトロン)の童子賢董事長は、米中貿易戦争への対応のため、台湾とインドネシアでさらなる生産拡大を行うと表明した。下半期の電子業界の需要期に合わせて稼働する計画だ。廖賜政総経理兼執行長は、今年の台湾での生産拡大幅は3倍以上になると説明した。22日付工商時報などが報じた。

 台湾では、亀山工場(桃園市)と新店工場(新北市)の他、傘下の景碩科技(キンサス・インターコネクト・テクノロジー)が新竹県新豊郷に所有する工場を借り受け、生産拡大を進める。

 廖総経理兼執行長はまた、インドネシアのバタム島に設置する自社工場で下半期にも生産を開始すると明らかにした。表面実装(SMT)と組立工場も計画する。

 同社は、バタム島で現地の受託生産業者と協力し、1月から出荷している。廖総経理兼執行長は、バタム島は電子部品の集積地のシンガポールから船で45分と近く、インドネシアの豊富な労働力を利用できる好立地と指摘した。