ニュース 石油・化学 作成日:2019年6月24日_記事番号:T00084228
台塑集団(台湾プラスチックグループ)の今年の一般社員の賃上げ率は2.75~3.5%と過去5年で最低となる見通しだ。24日付工商時報が報じた。
台プラグループの一般社員の平均月給は5万3,352台湾元(約18万5,000円)だ。グループ総管理処の林善志総経理は20日、主要4社の労働組合の代表との交渉で、主要4社の1~5月利益が前年同期比47%減少したこと、今後の景気見通しが不透明であることを理由に、2.75%(1,467元)の賃上げと慰労金3,000元の支給を提示したようだ。一方、労働組合の代表は、現在の景気、経営状況は2015年の状況に近いとして、同年の賃上げ率3.5%(1,867元)を要求したとみられる。
台プラグループは27日に王文淵(ウィリアム・ウォン)総裁が、労働組合の代表との協議を通じて賃上げ率を最終決定する予定だ。業界では賃上げ率が3%以上となるか否かに注目が集まっている。
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