ニュース 電子 作成日:2019年6月25日_記事番号:T00084242
ファウンドリー最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は、同社が新竹科学工業園区(竹科)に計画する研究開発(R&D)センターについて、来年明けに着工できれば、1年以内に竣工(しゅんこう)するとの見通しを示した。完成すれば、台湾の半導体業界では初の研究開発専用施設となる。25日付自由時報が報じた。
TSMCでは現在、竹科本部の「Fab12」工場に6,000人を超える研究開発人員が勤務しており、生産部門とのリソースの奪い合いが生じていることから、研究開発専用施設の建設を計画している。
科技部竹科管理局は、環境影響評価(環境アセスメント)審査の初審を通過したものの、補足資料の提出が求められている他、都市計画の変更や用地の取得価格に関する協議などに時間を要することから、着工は今年末~来年明けとなると指摘した。
なお、TSMCが研究開発に投じる経費は年々増大しており、昨年も858億9,500万台湾元(約3,000億円)と過去最高を更新。今年は1,000億元に達すると見込まれている。
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