ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2019年6月25日_記事番号:T00084255
中国鋼鉄(CSC)傘下の中鴻鋼鉄は24日、国際鉄鋼価格の下落などを受け、7月の製品価格の全面値下げを発表した。熱延、溶融亜鉛めっきコイル、鋼管などの価格は1トン当たり500台湾元(約1,700円)、冷延は200元引き下げる。輸出価格は15米ドル引き下げる。25日付工商時報が報じた。
引き下げ後の価格は、熱延の主力鋼材で1トン当たり1万7,500元と、CSCを若干下回る水準だ。冷延と溶融亜鉛めっきは2万元に近づく。輸出価格は、熱延約530米ドル、冷延約640米ドル。
同社は、米中貿易戦争を受けて国際市場で様子見モードが続いていることと、台湾域内需要の不振を引き下げ理由に挙げた。今後は東南アジアや中東などの市場開拓を進める。7月受注量は前月並みの約20万トンで、輸出比率60%を見込む。
一方、鉄筋大手の豊興鋼鉄は24日、今週の鉄筋価格と鉄スクラップ買い取り価格を1トン当たり200~400元引き下げた。同社は22日にも鉄スクラップ買い取り価格を200元引き下げていた。
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