ニュース 電子 作成日:2019年6月26日_記事番号:T00084269
IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)は25日、ハイエンド・スマートフォン向け新プロセッサー「ヘリオ(Helio)P65」を発表した。前世代製品に比べ人工知能(AI)性能が2倍に向上したとうたっており、下半期にはOPPO広東移動通信や維沃移動通信(vivo)、小米集団(シャオミ)など多くの中国のスマホブランドに採用されると予想されている。26日付工商時報が報じた。
「P65」は台湾積体電路製造(TSMC)の12ナノメートル製造プロセスを採用、英ARM(アーム)の中央演算処理装置(CPU)「Cortex-A75」2コアと「Cortex-A55」6コアのオクタコア(8コア)構成で、既に量産に入っており、同プロセッサー搭載の最終製品は7月より発売される見通しだ。
メディアテックによると、全体的な性能は前世代製品に比べ25%向上し、ゲームやカメラのユーザビリティーが改善されたという。またAI性能については、カメラをかざすだけで被写体の情報が得られる「グーグルレンズ」、アルバムのスマート分類、撮影シーンの検知、背景の消去などの作業が競合製品より30%スピードアップするとしている。
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