ニュース 電子 作成日:2019年6月26日_記事番号:T00084271
経営再建中のジャパンディスプレイ(JDI)は25日、富邦集団創業者の蔡氏一族の投資会社2社より、JDIへの共同出資のための投資会社、Suwaインベストメント・ホールディングスへの出資を取りやめると通知を受けたと発表した。17日には、タッチパネル最大手、宸鴻科技集団(TPKホールディング)も出資取りやめを発表しており、当初予定していた台湾資本はいずれもJDI支援に加わらないことになった。26日付工商時報などが報じた。
JDIは、Suwaからの調達額は最大800億円で変更はないと強調した。
Suwaは、TPK、蔡氏一族の投資会社2社以外に、中国の嘉実科技投資管理(ハーベスト・テック・インベストメント・マネジメント)が出資を予定している。この他、香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントが、1億5,000万米ドルを出資するか27日までに社内で決定する。
一方、鴻海精密工業傘下のシャープの戴正呉会長兼社長は25日の株主総会で、JDI支援について問われ「日本の国と社会にわれわれと同じ意識があれば援助したい」と回答した。戴社長は14日にも、「要請があれば検討する」と発言していた。
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